中国共産党中央組織部、中国共産党中央宣伝部、中国共産党中央文献研究室、中国人民解放軍総政治部、中国共産党北京市委員会などの部門によって共催された、「偉大な壮挙、輝かしい歴程――長征勝利70周年を記念」と題する大型展が10月16日から11月24日にかけて北京の中国人民軍事博物館で盛大に催されることになった。今回の展覧会には長征の時に通った地域の博物館に収蔵されているものが出展されることになった。
江西省の于都河を渡河する時に使った舟
労農赤軍が大雪山と草原地を通り過ぎる時の場面を再現するため、見学者の足跡を床に残す電子技術も利用されている。
労農赤軍は長征の途上で、将校と兵士に対して同様の供給制を実行し、一人当たりの一日の食費はわずか5銭(当時の貨幣)であった。それにしても食費の管理者はできるだけ節約してそれを使ったので、決算の時にいつもお金が残っていた。それで兵士委員会の討議を経て、高級指揮官から一般の兵士まで一律平等の原則に従ってお小遣いとして皆に配ることにした。労農赤軍たちはこれを「伙食尾子(食費の残り)」と呼んでいた。写真は中国人民革命博物館で収蔵されている銀貨3つと銅貨1つの「伙食尾子」。これは朱徳と康克清夫妻が当時もらった「伙食尾子」。
「チャイナネット」2006/10/16