中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットが4日午前開幕し、胡錦涛国家主席とアフリカ48カ国の元首や政府首脳と代表、および国際機関の代表らがこれに出席している。
胡錦涛国家主席、中国・アフリカ協力フォーラムの共同主催国であるエチオピアのメレス・ゼナウィ首相、アフリカ連合(AU)の議長国コンゴ共和国のドニ・サスヌゲソ大統領がそれぞれ挨拶した。
胡錦涛国家主席は、その挨拶で、中国とアフリカとの関係について、「誠実に友好的に付き合うことは、双方の友情を絶えず深める上での基盤となる。また、お互いに支持しあうことは、双方の協力を継続するための原動力となる。そして共同の発展を図ることは、中国人民とアフリカ諸国人民の目標である」と述べた。
胡錦涛主席は、また、中国とアフリカとの平等を踏まえた相互信頼の政治関係の強化、互恵と共栄に基づく経済協力の展開、互いに参考になる文化交流の拡大、均衡と協調を保った世界の発展の推進、そして相互支持を踏まえた国際協力の強化という五つの提案を行った。
エチオピアのメレス・ゼナウィ首相は、「北京サミットの開催は、新たな戦略的協力パートナーシップ構築という中国とアフリカの決意をあらわした」と述べた。
また、コンゴ共和国のドニ・サスヌゲソ大統領は、「中国とアフリカとの戦略的パートナーシップを強め、これをより確実で、充実し、かつ効果的なものにしていく」と述べた。
「CRI」より2006/11/05