北京で開催された中国・アフリカ協力フォーラムに出席しているセネガルのワード大統領は3日、記者のインタビューに答え、「アフリカは、これまで、中国からの脅威を受けたことがなかったし、今後も受けることはありえない」と述べた。
ワード大統領は、「私がこのほどフランスとアメリカを訪問した際、価格の安い中国製品がアフリカに進入し、アフリカの経済を破壊したといううわさを耳にした。半世紀前に、一部の人はいわゆる『中国脅威論』を鼓吹したが、アフリカはこれまで、中国からの脅威を受けたことはなかったし、将来も受けることはありえない。いま、『中国脅威論』を鼓吹するその目的は、中国にとってマイナス的な影響を作り出すためた。アフリカ人は、すでに成熟し、是非を見極めることが出来る。われわれは、中国と協力していく」と述べた。
「CRI」より2006/11/05