科学技術部によると、2006~2010年までの5年間に、わが国の実情に応じて、農業分野のハイテクの研究、開発、基礎研究を強化し、世界の先進技術に照準を合わせて現代農業の発展を牽引することを計画している。
今や、バイオテクノロジーと情報技術を先導とする戦略的ハイテクノロジーが現代農業の全面的発展を牽引し、競争力の最も強い新しいタイプの産業となり、世界各国も相次いで自国の農業ハイテクの発展戦略の実施に着手している。わが国の農業ハイテクは近年ある程度の進展を遂げてはいるが、農民の増産と増収のニーズを満たすことがまだできることに至っておらず、日増しに激化する国際競争の動きに適応することもできない状況にある。
これからの数年間にわが国は農業ハイテクの研究と開発へのサポートを強化し、バイオテクと分子農業、農村の情報化とデジタル農業、環境にやさしい農業、農産物精加工などのハイテクを重点として発展させ、一部の自主的知的財産権を取得し、農業ハイテク分野の「高所」を占拠し、わが国の農業ハイテクの国際競争力を引き上げることを目指す。
このほか、科学技術部は農業分野において引き続き重点実験室の建設に力を入れ、農業の持続可能な発展を確保することにしている。
「チャイナネット」2006/12/25