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イギリス 大卒が中国大陸部への留学を目指すように

中国大陸部では、経済の急成長とともに、ビジネスチャンスも多くなっている。そのため、はるか彼方のイギリスでは、大卒たちは、中国を「自らの肩書きをりっぱにして就職の可能性をさらに大きくする」ための留学目的地と見なしている。

英語は今や世界の主な通用言語となっているが、数多くの求人側は「イギリスの大卒は外国語を身につけていない」と苦情を述べ始めた。そのため、イギリスの大卒たちにとって、外国語は就職ひいては栄転するためのツールと見なされようになった。現在の欧米では、より多くの大手企業は日々に発展を遂げる中国市場を目指し、中国での業務展開に力を入れている。そのうち、中国とイギリスの貿易関係はより著しいものである。英語しか話せないイギリスの大卒にとって、中国での留学は「百利あって一害なし」であり、「中国での留学を通じて自らの価値を大いに引き上げる」ことを確信している。

生活費用が低いことはその理由の一つとなっている。例えば、北京で一年間の中国語の授業を受ける学費はわずか875ポンドである。また、一度の食事はわずか60ペンスであり、普通は自転車で通学もでき、一ヵ月の家賃がわずか50ポンドの寮の環境もけっこういい。これらの利点があるので、この3年間に中国に留学したイギリス人の学生が年間650人から1400人に倍増したことも当然のことであろう。

イギリスのマンチェスターで経済学の学士学位を獲得したハウワールさんは今では、清華大学で中国語を研修している。中国での一年間の暮らしを通じて、できる限り多くの貴重な経験を積むことを目指している。中国をリスクの少ないベンチャー投資の目的地とみなしているハウワールさんは中国で会社を設立して、中国の水晶の彫刻品をヨーロッパ諸国に輸出することに力を入れている。

しかし、成功するとは決まっていない。中国語はそれほど簡単にマスターできる言語ではないので、中国に留学する人たちのすべてが自らの目標を達成するわけにはいかないだろう。また、中国での留学を経験した学生はイギリスに帰国しても、中国語を母語とするアジア系の大卒からのチャレンジに直面している。投資銀行のUBSで大卒募集を担当するモール氏は次のように語っている。向こう3-5年間は、これらの大卒がパイオニアとみなされることだろう。経済的には、中国留学を通じて就職の際の元手とすることは実行可能なことである。なぜなら、最も急成長を示している経済体の言語を身につけることは、大卒のキャリアをよりすばらしいものにするにもなるからだ。

イギリスのロンドンはニューヨークについで世界二位の金融センターであり、世界一の海外金融市場が存在し、日間の外貨取引量は300億ドルに達する。世界ベスト500の会社の75%はロンドンに支社やオフィスを置いており、ロンドンで働いている金融関係者は60万人に達する。中国の経済の急成長によって、中国語をマスターしている金融専攻者も人気ものとなっている。

イギリスの著名な人材会社のマイク・ページのブレージ氏によると、イギリスで中国語を話せる求職者は非常に高い人気がある。彼自身も中国語の標準語に堪能なイギリス人を探している。「われわれにとって、中国語の標準語に対するニーズは確かに大きく膨らんでいる。数多くの会社は新興市場の開拓チームを中国に派遣し、中国での市場の開発に参加している」と同氏は語っている。

「チャイナネット」 2007年1月9日

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