スウェーデンのカール16世グスタフ国王の招きに応じて、中国の胡錦涛国家主席は、現地時間の8日夜、ストックホルム入りし、スウェーデンへの公式訪問を始めた。両国が国交樹立して57年来、中国の国家元首がスウェーデンを訪問するのはこれが初めてである。
胡錦涛国家主席は空港でステートメントを発表し、「中国とスウェーデン両国民の友好の歴史は長い。ここ数年、両国の政治的相互信頼が絶えず強くなり、経済貿易協力は成果が豊かであり、各分野での交流と協力は日増しに広くなっている。中国はスウェーデンとの関係を非常に重視し、スウェーデンとともに両国関係の新局面を開拓していきたい」と述べた。
胡錦涛国家主席はまた、「スウェーデンと互恵協力をいっそう強化する新ルートを検討したい。また、共に関心を寄せる重大な国際問題と地域問題について意見を交換したい。今回の訪問は相互信頼を強め、共通認識を拡大させ、協力を深める目的を達成するに違いない」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年6月9日