8月13日午後4時45分、湖南省の湘西自治州鳳凰県にある完工間近の沱江大橋が突如崩落し、14日までのところ、29人が死亡、30人が行方不明となっていることが確認された。猛暑であるうえ、壊滅的であったため、行方不明者の生存の可能性は低いと見られている。
中国共産党中央、国務院はこの事故を高度に重視しており、関連部門に対し、救援と善後対策に力をいれ、原因を究明し、厳重に処理するよう指示した。国務委員で国務院秘書長の華建敏氏をはじめとする関連部門の責任者もすでに事故現場に駆けつけ、救援作業の指揮に当たることになっている。
現在、事故原因の究明のため、このプロジェクトの担当者たちがすでに警察に身柄を確保されており、関連資料もすべて送検されることになっている。
写真は国務委員で国務院秘書長の華建敏氏が事故現場で救援作業の進展状況を尋ねている様子。
「チャイナネット」2007年8月15日