まもなく開催される中国共産党の第17回大会が、海外のメディアから注目されている。
世界各国の主なメディアは、ここ連日、中国の17回党大会や、その発展成果と発展の方向性について報道している。
フランスの中国紙『欧州時報』は、9日のトップで『フランスの中国人、共産党の17回党大会に注目』というテーマの文章を発表したほか、10日から1ページ全面を使って17回大会についての報道を載せている。そして一日目の10日には、中国の民主化プロセスと経済成果を報道した上で、中国の特色のある市場経済は世界的危機がもたらす被害を効果的に防いだと評価している。
日本の『朝日新聞』は10日文章を発表し、胡錦涛国家主席が打ち出した科学的な発展理念を説明した。「朝日新聞は」その文章で、科学的な発展理念は、中国共産党の指導下にある中国政府の、環境汚染を防ぎ、住民の収入の格差拡大という現状を改善するという構想を具現していると書いている。
また、韓国では発行量が最も多い『朝鮮日報』は11日付けのトップで『中国指導者の若返り』という文章を発表し、17回党大会では指導層の若返りがなされ、今後の発展方向を確定するだろうとしている。更に韓国の『中央日報』社は、このほど、『中央日報中国研究所』を設置し、17回大会後の中国の発展を分析し展望している。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年10月12日