中国の旧暦の新年にあたり、米国・英国・日本などの首脳も、自国や全世界のアジア系市民・華人にさまざまな形で祝辞を伝えた。

米国のブッシュ大統領は声明で、アジア系市民が米国文化の多様性に果たした貢献を評価するとともに、米国および全世界のアジア系市民に新年の祝辞を伝えた。

英国のブラウン首相は中国語紙「星島日報」を通じて、海外の華人に新年の祝辞を伝えた。ブラウン首相は「北京オリンピックが史上最も成功したオリンピックとなることを心より祈るとともに、ロンドンがオリンピックのバトンを北京から手渡されることを誇りに思います」と表明。「英中関係は今年、より実り多い成果を上げることでしょう」と指摘した。また、両国の若者間の交流が盛んになっていることを歓迎するとともに、香港の未来がさらに素晴らしいものであることを心から祈ると表明した。保守党のキャメロン党首も同紙に新年の祝辞を発表、華人社会が英国の発展に果たしている貢献に感謝の意を表明した。

日本の福田康夫首相は「中文導報」を通じて、日本の華僑・華人、在日中国人、および世界の華僑・華人に、春節の祝辞を伝えた。日本の首相が日本と世界の華人に新年の挨拶をしたのは、これが初めてだ。福田首相は「新春の良き日にあたり、わが国で学び、働いている中国の友人各位、日本各地の華僑、および世界各地の華僑・華人の盛栄と幸福を心よりお祈りします」と表明した。

欧州議会の欧中友好グループは5日、中国に書簡の形で祝辞を伝えるとともに、政治・経済・教育面で双方の協力をさらに強化していく考えを表明した。

「人民網日本語版」2008年2月8日