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ベトナム金融危機、中国に影響か?
発信時間: 2008-06-15 | チャイナネット

ベトナム金融危機が発生した場合、中国もベトナムの後を追うのだろうか。今年1~5月に中国の貿易黒字は減少したが、黒字は依然大きい。中国が世界一の外貨準備保有国であり、外貨準備の不足を心配したり、資金流出で外貨が不足して輸入に対応できず、国内の供給チェーンがマヒするといった状況を懸念したりする必要はない。

このほか中国で現在、物価が高騰している重大な原因は、多くの輸入製品の価格が国際市場で高騰していることにある。だが石油や穀物などの重要品目については、中国とインドでは状況が異なる。インドの石油の輸入依存度は75%だが、中国は50%だ。中国国内の穀物供給には余裕があり、政府も穀物価格の安定に努力している。

ベトナムで物価が急騰している主な原因は、国際市場の白米価格上昇により国内市場の白米価格が急騰したことにある。市民は争ってコメを買い、生活必需品も買いだめし、こうした物価は上昇した。このような状況は中国では起こらない。中国はここ数年穀物が豊作で、備蓄も十分にある。中国がベトナムの後を追うことはあり得ない。

「人民網日本語版」より2008年6月15日

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