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陸前高田市で片付けを一時やめ花見イベント |
発信時間: 2011-04-20 | チャイナネット |
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毎年3月と4月は桜が咲く季節で、日本人はさまざまな花見イベントを行い、満開の桜を楽しむ。今年は大震災と津波の影響で、日本人は大規模な花見を自粛しているが、被災地の陸前高田市の200人の生存者は捜索作業と片付けを一時やめ、花見イベントを行って復興に自信を示した。男性は廃墟で拾った太鼓をたたき、マスクをつけて伝統舞踊を踊った。ほかの市民は日本酒を飲んだり、焼き魚を食べたり、歌をうたったりし、春の訪れを祝った。 イベントの企画に携わった今年61歳の菅野武さんは、「多くの人がほかの市から訪れ、踊りを披露し、力を合わせて被災地を再建しようと励ましてくれた」と話した。 陸前高田市は今回の大震災と津波で最も深刻な被害を受けた市で、死者は約1万3705人、行方不明者は約1万4000人に達した。都市の9割が破壊され、廃墟の下には今も遺体が残っている。 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月20日 |
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