japanese.china.org.cn |21. 09. 2022 |
中日ハイレベル政治対話が天津で開催
楊潔篪中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は17日に天津で、日本の秋葉剛男国家安全保障局長と第9回中日ハイレベル政治対話を行った。新華社が伝えた。
楊氏は「中日の二千年余りの交流の歴史と国交正常化から50年の歩みは、平和共存と友好協力が両国関係における唯一の正しい選択であることを示唆している。双方は首脳間の重要な共通認識を指針及び行動の準拠とし、強い責任感と使命感を堅持し、歴史を深く総括し、定力と定見を保ち、国内外の妨害を排除して、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築に共に尽力するべきだ」と指摘。
「複雑な世界情勢を前に、中日関係の地域的・世界的意義は一層際立っている。習近平国家主席はグローバル発展イニシアティブとグローバル安全保障イニシアティブを打ち出して、平和と発展の追求という各国の一致した訴えに根本から応えた。中国の発展はこの地域と世界の発展を推進する重要なエンジンとなっている。台湾地区は中国の領土の不可分の一部だ。台湾問題は中日関係の政治的な基礎及び両国間の基本的な信義に関わる。日本側は両国及び両国民の根本的・長期的利益に着眼して、正しい対中認識を確立し、実務的・理性的な対中政策を遂行し、平和的発展という正しい方向性を堅持し、中日間の4つの基本文書及び政治的共通認識を厳守し、中国側と共に、政治的相互信頼を増進し、ゼロサム思考を棄て去り、溝を適切に管理・コントロールし、両国関係をより成熟し安定した、健全で強靭なものにする後押しをするべきだ」と強調した。
双方は、関心を共有する国際・地域問題についても意見交換した。また、今回の対話について、踏み込んだ建設的なものであり、いくつかの有益な共通認識に達したとの認識を示し、対話と意思疎通を継続していくとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年8月18日