中国共産党の創立85周年を祝い、党員の先進性維持のための教育活動を総括する大会が30日午前、中南海の懐仁堂礼堂で盛大に行われた。中国共産党中央委員会の胡錦濤総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が大会で重要な演説を行った。胡総書記はこの中で、次のように述べた。
先進性とは、マルクス主義政党の生命にかかわるものであり、力のありかでもある。われわれは、自らの先進性を絶えず維持し、発展させ、終始にわたり時代の先頭を進んでこそはじめて、党の執政者としての地位を強化し、党の執政能力を高め、党の執政という使命を果たすことができる。新たな歴史的条件において党の自己構築を進めることの必要性、緊迫性、困難さ、複雑さをはっきりと認識し、党の先進性の構築を着実に強化していかなければならない。
党の先進性構築を強化するという重要な戦略思想を打ち出したのは、党の先進性構築というこの重要な課題をより鮮明に強調し、共産党の執政における法則性と党の自己構築における法則性をより深く認識し、党の先進性構築が含む科学的意味合いと目標・要求をより全面的に認識し、より際立った形で党の先進性構築を各方面における党建設の中核とし、これによって党建設の努力の方向性と検証基準をより鮮明にしていくためである。
われわれの党は、中国共産党第16回全国代表大会(第16回共産党大会)の措置に基づき、「3つの代表」という重要思想の実践を主な内容とする、共産党員の先進性維持のための教育活動を全党において展開してきた。今回の先進性に関する教育活動は、マルクス主義に関する集中的な教育活動としては、われわれの党のにおいて、参加者が最も多く、規模が最も大きなものとなった。
党の先進性構築を強化するにあたっては、党員の先進性を維持し、発展させるという基礎事業を終始しっかりと進め、党員という主体を終始しっかりと把握し、全党の同志を挙げた共同努力に十分依拠していかなければならない。
全党の同志は、党の先進性構築を強化することが、長期的にわたる歴史的任務であると深く認識しなければならない。
「人民網日本語版」2006年7月1日