旧日本軍の中国侵略戦争について記した「東史郎日記」の英語版第一版が29日、江蘇教育出版社より出版された。中国新聞社が伝えた。
626ページ、68万字の同書は、「東史郎日記」の日本語原文に基づいて翻訳された。「東史郎日記」には、当時旧日本陸軍の兵士だった東史郎氏が、1937年9月から約2年間にわたって「中国で従軍」した際の日記やメモ、および中国に侵略した旧日本軍の犯罪行為に関する資料などが収録されている。
東史郎氏の親族は英語版の出版を支持しており、印税は受け取らないとしている。
「人民網日本語版」2006年9月30日