6日から雲南省の省都・昆明の国際会議センターで開かれていた「第15回中国昆明輸出入商品交易会」(昆交会)は10日、閉幕した。今回の交易会には東南アジア諸国連合(アセアン)や南アジア、ポーランド、オーストラリア、韓国、ジンバブエ、オランダ、ロシアなど19カ国・地域から約300社の企業が出展し、ブースは306に達した。
昆交会組織委員会副主任で、雲南省の劉平・副省長は「このほかに、10数カ国の外国政府代表団も参加し、海外からの出展・参加企業は規模、等級ともに過去を上回った」と強調した。ラオスのブアソン首相も代表団を率いて参加したほか、ベトナムやカンボジア、タイなどアセアン諸国(ブルネイは王室行事のため不参加)の経済担当大臣(副大臣)、バングラデシュやポーランドなども大臣クラスが代表団を率いて参加。アフリカ42カ国とシンガポール、モルドバなどの中国駐在大使も視察に訪れた。また、ベトナムやラオス、スリランカなどの商工業連合会、ベトナムやラオス、カンボジア3カ国の一部の州・市も代表団を派遣。アセアンと南アジアだけでも参加人数は5000人を超えた。