対外開放に新成果
2002年開催の中国共産党第16回全国代表大会から数年間はまさに、中国銀行業にとってWTO加盟の過渡期であった。中国銀行はここ数年で、開放政策によって改革発展を促し、対外開放の新たなブレイクスルーを実現した。
中国は2006年12月11日、予定期限どおりに外資銀行による人民元取扱業務の対象地域・範囲の制限を撤廃、外資銀行に対する慎重性を必要とされる部分を除く制限を全廃した。同時に、「外資銀行管理条例」を改正公布、法人銀行制に向けての外資銀行管理政策を実施し、中国銀行業の対外開放の新時代を作り上げた。
中国銀行業は、単なる外資金融機関に対する参入許可から、管理・技術・理念・人材およびタイアップ導入の強化へという重要な転換を実現した。