中国共産党第17回全国代表大会(十七大)の代表を務める国家質量監督検験検疫総局の李長江局長は17日、十七大プレスセンターで国内・海外の20数メディアの記者約100人による集団取材を受けた。李局長は「中国産製品の品質・安全性の問題が国際社会で広く注目を集めている。一部の部門やメディアは品質問題をめぐり誇張した報道を行ったが、事実が雄弁に物語るように、世界各国は最終的にメードインチャイナを信頼し、好意的に受け止めた」と述べた。
▽あなた方が関心を寄せる問題は、われわれが関心を抱く問題である
取材会場は熱気にあふれ、記者は先を争って質問をし、中国産製品の品質に質問が集中した。李局長は次のように述べた。
今年上半期には、中国産製品・食品の品質をめぐって一連の問題が発生し、誇大報道も行われた。あなた方が関心を寄せる問題は、われわれが関心を抱く問題でもある。メードインチャイナに対し海外で信頼の危機が起こった原因は複雑で、貿易保護的な要因もあるし、偏見も要因としてある。しかしながらメードインチャイナは世界中に行き渡っており、中国は国際的責任を引き受けなくてはならず、確かに存在する一部製品の品質問題を徹底的に解決しなくてはならない。これと同時に、対外貿易モデルの転換を引き続き推進し、メードインチャイナの良いイメージを根本的にうち立てていく。