「第3のユーラシアランドブリッジ」は雲南省の発展にとってチャンス
雲南省は中国とインドシナ半島と南アジア亜大陸の結合部に位置し、ベトナム、ラオス、ミャンマーと国境を接し、中国ではマラッカ海峡を経由せずに南アジア、中央アジア、インド洋を経由してヨーロッパ、アフリカに到達する最も便利な陸上輸送ルートであり、地理的優位性があり、広大な市場を有しており、ASEANおよびおよび「第3のユーラシアランドブリッジ」経由国との相互補完性も強く、友好往来の歴史が最も長く、対外連係の面で条件の最も良い省である。
「第3のユーラシアランドブリッジ」の完成後、雲南省の地理的優位性が充分に発揮できるだけでなく、雲南省に未曽有の全面的開放と急速発展のチャンスをもたらすと同時に、中国西部、とりわけ雲南省の「第3ユーラシアランドブリッジ」におけるハブとしての地位の確定、中国経済とユーラシア大陸との融合の促進、対外開放の深化、開放型経済の全面的レベルアップの上で大きな役割を果たすものと見られている。
「第3のユーラシアランドブリッジ」の建設は、中国の互恵の開放戦略の実施に寄与し、関係国の人々の生活レベルの向上にも貢献するであろう。
「チャイナネット」2007年10月26日