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1~10月、金融市場は安定 人民銀報告
発信時間: 2007-11-22 | チャイナネット

中国人民銀行(中央銀行)が20日発表した報告「10月の金融市場運営状況」によると、今年1~10月の金融市場は全体的に運営が安定し、取引が活発だった。

報告によると10月の金融市場には次のような特徴が現れた。▽銀行間市場における債券発行量が引き続き減少し、発行期限では中・短期債券が主流になった▽市場の流動性が全体的に高く、中旬には大型の新規公開株(IPO)の登場を受けて、通貨市場は一時的に資金不足に陥ったが、市場取引は引き続き活発だった▽現券取引量は前月より減少し、銀行間市場の債券指数および証券取引所の国債指数はやや低下し、国債収益率の曲線の平坦化が一層進んだ▽上海証券取引所の総合指数が乱高下し、一日当たりの平均取引量が引き続き減少した。

債券発行では、特別国債の発行により市場の債券供給量が増大し、1~10月の債券発行量は前年同期を67.0%上回り大幅に増加した。株式取引では、1~10月の株式市場は取引が活発で、株価指数が全体として急上昇傾向を呈した。同期の上海総合指数の上昇幅は119.3%。10月の取引量は小幅の減少を続け、上海市場の一日当たり平均取引量は1339億200万元となり、前月に比べ182億6300万元減少した。

「人民網日本語版」2007年11月21日

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