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中国、再び石炭純輸出国に転じる |
発信時間: 2007-11-22 | チャイナネット |
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税関総署が先般発表したデータによると、最近中国の石炭輸出量が急拡大し、4カ月連続輸出量が輸入量を上回ることになり、中国は再び石炭純輸出に転じている。 税関総署のデータでは、中国の10月の石炭輸出は525万トンで、前年同期比18.8%増となった。一方で、同月の石炭輸入は372万トンで、同15.2%増。これは、すでに4カ月連続の石炭純輸出となっている。石炭輸出の伸び幅が輸入を上回るのは、3年来初めて。 1~10月の累計で見ると、中国では依然として輸入伸び率が上昇し、輸出伸び率が低下する構図となっている。1~10月、中国の石炭輸出は累計4326万トンで、同17.6%低下し、石炭輸入量は4234万トンで、同44.1%増。 今年上半期の中国の石炭純輸入量は400万トンに近づいている。アナリストは、石炭輸出の状況から見ると、年間でも今年中国は石炭純輸入国に転じるであろうという見方を示している。ちなみに、2005年の中国の石炭純輸出は4555万トン、2006年は2505万トンに減少した。 資源性製品の輸出を抑制するため、中国は2004年1月1日から徐々に石炭輸出税還付を撤廃し、2006年11月1日から石炭輸出に5%の輸出関税を徴収する政策をとっており、石炭輸出業者の利益が圧縮されたことに加え、国内石炭生産コストの上昇や国内の旺盛な需要により、石炭企業の輸出意欲は低下している。 専門家たちは、最近の国際石炭価格の大幅上昇が国内の石炭輸出の上昇をもたらす主な要因であると分析している。 「チャイナネット」2007年11月22日 |
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