中国のリサーチ会社・易観国際(Analysys International)がこのほど公開した統計によると、第3四半期(7~9月)における中国国内の携帯電話の販売台数は3743万台となり、内訳はGSM方式の携帯電話販売台数は3497万台、CDMA方式の携帯電話販売台数は246万台だった。「中国新聞網」が伝えた。
データによると、2007年第3四半期における販売台数トップ3のノキア、モトローラ、サムスンがシェア全体の60.3%を占めている。ノキアはローエンド機種の販売が好調で、35.1%の市場シェアは業界トップの地位を揺るぎないものにしている。新製品のラインナップが乏しいモトローラの販売数は、前期より21.1%減少し、ノキアとの差が更に広がった。国内メーカーでは6.1%のシェアを持つレノボが第1位となった。
CDMA市場においては、サムスンが25.6%の市場シェアでトップ。華為技術が24.4%の市場シェアで第2位を維持した。華為技術の市場シェアの急増は、中国聯通(チャイナユニコム)によるCDMAユーザーを取り込むための努力が反映されたものと見ることができる。モトローラは、全体的な販売台数減少の影響を受け、7.7%の市場シェアで第5位。CDMA携帯電話の販売台数は前期より34.5%の減少となった。
「人民網日本語版」2007年11月28日 |