インターネットは誕生以来、人と人との交流を重要な機能の1つとしてきた。チャットやブログに続いて最近では、コミュニティ型のウェブサイト・SNSが次第に流行している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
SNSはソーシャル・ネットワーキング・サービスの略称で、社会的ネットワークをインターネット上で広げ、ユーザーが互いに幅広いコミュニケーションを取り合うコミュニティ型のウェブサイト。ここ数年、マイスペース、フェースブック、聯絡家(リンキスト)などを代表とする国内外のSNSサイトが続々と登場し、多くのユーザーを引き付けている。
リンキストのCEO・許智凱氏によると、中国国内のSNSサイトは、コミュニティ空間を構築している段階で、インターネット上にスターバックスのような、「自分たちの空間」を作ることが目標だという。インターネット上で流行しているコミュニティツールは95%が見知らぬ人を対象とした交流だが、SNSサイトでは、知り合いの仲間同士が交流を深めていくツールとスペースが提供される。
国外では、マイクロソフト社が米SNS大手のフェースブックの株式1.6%(2億4千万ドル相当)を購入し、今後の見通しが明るいことを示した。国内のSNSサイトは、各種のコミュニティツールの特徴をうまく結合し、将来的な発展が見込まれている。これから知名度を上げ、ユーザー獲得に力を入れていく方針という。
「人民網日本語版」2007年12月3日 |