ホーム>>経済>>国際交流
スタンダード銀行、工商銀行の買収を承認
発信時間: 2007-12-05 | チャイナネット

中国工商銀行によると、南アフリカ共和国の最大手銀行であるスタンダード銀行は株主総会で、95%の株主の同意を得て、中国工商銀行による同行の20%の株式取得による買収案を承認した。

中国工商銀行によると、南アフリカ共和国の最大手銀行であるスタンダード銀行は株主総会で、95%の株主の同意を得て、中国工商銀行による同行の20%の株式取得による買収案を承認した。買収案の承認は中国工商銀行の買収計画が大きく進展したことを意味している。

先月、中国工商銀行は55億ドルでスタンダード銀行の20%の株式を取得すると発表した。これは、これまでの国内企業の海外投資では金額が最大のものである。

株主総会の投票結果の公表後、スタンダード銀行のマリーCEOは、この買収計画は株主の圧倒的な賛成を得ており、株主たちが今後の協力関係の構築に自信を持っていることの現われであると語った。

今月18日、スタンダード銀行は南アフリカ高等裁判所に買収合意書への批准を申請することになっている。買収案は2008年2月に正式に発効すると見られている。

 「チャイナネット」2007年12月5日

 

  関連記事

· 外国銀行33行が国内銀行24行の株式を保有

· 中国、対外投資の新時代を迎える

· 進む中国の銀行業改革

· 中国銀行業の海外進出が加速

  同コラムの最新記事

· 中国、日本産牛肉の密輸を厳しく取り締まり

· ナスダック、北京に代表機関設立

· 日本対中投資の低下傾向を重視すべき 曾副総理

· 08年は日系自動車メーカーの戦国時代か

· 中国建設銀行、シドニー代表機関を設立