広東省統計局がこのほど発表した最新の情報によると、今年11月、同省の輸出入総額が初めて600億ドルの大台を突破して、608億5千万ドルに達し、前年同月比15.2％増加した。うち輸出は356億6千万ドル（同15.0％増）、輸入は251億9千万ドル（同15.4％増）。増加率は輸入が輸出を0.4ポイント上回った。貿易黒字は104億7千万ドルで、同14.2％増加した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

11月に輸入の伸びが輸出を上回った原因として、（１）輸出増値税（付加価値税）の還付をめぐる政策変更などの影響を受けて、輸出の伸びが大幅に落ち込んだ。増加率は前年同月比20.0ポイント低下、前月比6.2ポイント低下だった（２）輸出入構造が変化した。一般貿易では輸出が大幅に減少した一方、輸入は急成長を維持し、増加率は輸出を9.0ポイント上回った――ことが挙げられる。

「人民網日本語版」2007年12月21日