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中国初の火力発電所CO2捕獲プロジェクト着工
発信時間: 2007-12-28 | チャイナネット

中国で最初の火力発電所二酸化炭素(CO2)捕獲モデルプロジェクトが12月26日、華能グループ北京コーネジェ発電所で着工された。2008年北京オリンピック開催前に完成の予定。

中国で最初の火力発電所二酸化炭素(CO2)捕獲モデルプロジェクトが12月26日、華能グループ北京コーネジェ発電所で着工された。2008年北京オリンピック開催前に完成の予定。このプロジェクトの完工後、中国企業は初めて大規模の排煙中二酸化炭素捕獲設備の独自設計、製造、運営能力を持つことになる。

中国華能グループによると、同プロジェクトの二酸化炭素回収率は85%以上で、年間二酸化炭素回収量は3000トンにのぼる。また、分離、純化された二酸化炭素の純度は99.5%に達するということである。

同プロジェクトは2008年オリンピック開催前に完工、稼動し、華能北京コーネジェ発電所も中国で最初の排煙脱硫、排煙脱硝、排煙二酸化炭素捕獲設備を備えた高効率、省エネ、環境にやさしいエコ石炭発電所となる。

写真は北京コーネジェ発電所における火力発電所CO2捕獲モデルプロジェクト着工式の模様。

「チャイナネット」2007年12月28日

 

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