商務部の王新培・報道官は27日に北京で、今年1～11月の中国・アフリカ間の貿易額は昨年同期比31％増の659億ドルに達し、輸出入は全体的にバランスが取れた状態で、年間貿易総額は700億ドルを上回る見通しであることを明らかにした。南アフリカとアンゴラは、中国との2国間貿易額でいずれも100億ドルを上回り、中国の主要貿易相手国中、それぞれ第29位と第31位につけた。

王報道官は、「中国・アフリカ協力フォーラム北京サミット」による強力な推進のもと、両者間の経済貿易協力は年初来、健全かつ安定したスピードで発展が続いたと語った。国際通貨基金（IMF）の統計によると、中国はアフリカにとって2番目の貿易相手大国となった。

投資・労働契約分野を見ると、今年1～9月の中国による対アフリカ直接投資額は昨年同期の2倍以上となる6億5千万ドル、新規労働請負契約額は184億ドル、売上実績は79億ドルに達した。

「人民網日本語版」2007年12月28日