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中国とASEANの貿易額、2000億ドルの目標を前倒しで実現
発信時間: 2008-01-17 | チャイナネット

16日に開催された中国・ASEANビジネス投資トップ会議のシンポジウムによると、2007年の中国・ASEANの貿易額は、前年比25.9%増の2025億5000万ドルに達し、双方間貿易額2000億ドルの目標を3年前倒しして実現した。

中国・ASEANビジネス理事会のデータでは、2007年の中国とインドネシアの貿易額は前年比31.2%増の250億1000億ドルで、二国間貿易額200億ドルの目標が1年倒しで達成し、また、中国とフィリピンの貿易額も前年比30.8%増の306億2000億ドルで、300億ドルの目標が3年前倒しで達成した。

中国・ASEANの対話プロセスは1991年から始まり、当時の中国とASEANとの貿易額はわずか63億ドルだった。その後、双方の経済と貿易関係が急速な発展を遂げ、2004年には1000億ドルの大台を突破した。

中国・ASEANビジネス理事会中国側事務局の許寧寧常務副事務総長は、目標の貿易額が事前に達成したのは、中国とASEAN諸国間の経済や貿易協力に将来性があることを意味していると話す。

中国・ASEAN自由貿易区の構築は、双方間の投資や協力、ASEAN諸国と隣接している中国のいくつかの省や自治区とASEAN諸国との貿易往来を促進する上で、積極的な役割を果たしている。

2007年、雲南省とASEANの貿易額は、前年比39.3%増の30億3000億ドルで、広西チワン族自治区とASEANの貿易額は44.5%増の16億1000億ドルだった。

2002年、中国とASEANは『中国・ASEAN全面的な経済協力に関する枠組み合意』に調印し、2010年の中国・ASEAN自由貿易区の目標が設定された。

「チャイナネット」2008年1月18日

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