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クリーン技術産業、中関村の新しい成長分野に
発信時間: 2008-02-25 | チャイナネット

北京の中関村科学技術パークでは、クリーン技術産業が通信設備に続いて2番目に大きな産業になり、中関村の新しい成長分野にもなっている。

北京の中関村科学技術パークでは、クリーン技術産業が通信設備に続いて2番目に大きな産業になり、中関村の新しい成長分野にもなっている。

2007年の第3四半期までの中関村のクリーン技術産業総売上高は、前年同期比55.6%増の557億1000万元で、利益は54億元だった。年間総売上高は、1000億元を上回る見通しだ。

ここ数年、クリーン技術産業は、世界ハイテク産業の新たな成長分野である。そして昨年の世界の再生可能エネルギー産業の生産額は、前年比27%増の900億ドルになるだろうと予想されている。

米国のデータでは、2007年、米国のクリーン技術分野の投資プロジェクトは202件で、投資総額は22億ドル。2007年第1四半期、シリコンバレーのベンチャーキャピタル資金のクリーン技術分野への投資額は、前年同期比8倍の9億300万ドルで、シリコンバレーで最も伸び率の速い業種だった。

国家特定プロジェクト関連計画によると、2010年の中国の環境保護産業の生産額総は8800億元で、同年GDPの約3.4%を占めるだろうといわれている。建築省エネ分野では、2020年までに中国の既存建築の省エネ改造へ投入される資金は1兆5000億元で、「十一・五(第11次五カ年計画、2006年~2010年)」期に北京では、80億元が投入されるとしている。

中関村環境保護産業促進センターの関係責任者によると、現在、中関村科学技術パークには、クリーン技術関連の研究や開発を手がける企業や研究機構が2000社近くあるという。そのうちクリーン技術分野国家重点実験室、国家工程研究センター、国家工程技術研究センターは、それぞれ国にある総数の45%、33%、40%を占め、大気環境、新エネルギー、省エネなどの分野でいくつかの実力のある製品を持っており、全国のエネルギー削減や汚染物質排出削減のための技術を支えている。

その他にも中関村科学技術パークでは、同パークに進出している大学や科学研究機関、企業の資源の集中を図るために、「中関村都市汚泥無害化産業連盟」「中関村清新空気産業連盟」「中関村新エネルギー(熱ポンプ、太陽エネルギー)技術応用連盟」「中関村エネルギー節減とエネルギー管理サービス産業連盟」「水資源効率利用と汚水処理再利用連合会」「生態農業と新しい農村建設連合会」などを設立している。

現在、中関村科学術パークの生産総額における、クリーン技術産業の比率は、2001年の2.2%から2007年の11%に上昇した。

「チャイナネット」2008年2月25日

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