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上海、外資行管理を4方面から強化 |
発信時間: 2008-02-28 | チャイナネット |
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上海銀行業監督管理局の洪佩麗副局長は26日、同市で開催された第2回外資系銀行サミットフォーラムで、「上海の銀行監督管理部門は今後、監督管理の水準を積極的に向上させ、外資行の上海での発展に向けて良好な環境を創出する」と発言した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 洪副局長によると、銀行業が全面的に開放されて以来、上海における外資系銀行のネットワークや拠点の数が緩やかに増加してきた。上海における外資系銀行の人民元業務における貢献度も日に日に高まり、業務が急速に発展すると同時に、資産全体の質も高い水準を保っている。上海市は今後、外資系銀行に対する監督管理の有効性・的確性を4つの方面から高めていく方針だ。 (1)外資系銀行の発展と革新を推進する。外資系銀行の発展・革新に向けてさらなるよい環境作りに努める。外資系銀行が、母体行が備える成熟した市場における革新力を十分に活用し、さまざまな業務分野で革新を強化し、より多彩かつ優れた革新的商品を導入して国内市場の発展ニーズに対応するよう奨励する。 (2)監督管理の透明性を高める。監督管理プロセスにおいて、上海市の銀行監督管理部門は透明性を絶えず強化し、被監督管理者と良好な協力関係を維持して、監督管理者に対する制約を一層強化していく。また外資系銀行によりよいサービスを積極的に提供していく。 (3)良好な協力プラットフォームを建設し、公平な競争環境を創出する。政策的に可能な範囲内で、株式、業務、人材など多方面での外資系銀行と中国資本銀行との協力を推進する。 (4)銀行が企業としての社会的責任を強化するよう奨励する。これは社会からの要請であり、銀行のリスク管理上の必要でもある。外資系銀行が最も尊敬される銀行になるよう努力することを願う。 「人民網日本語版」2008年2月28日 |
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