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米国製冷蔵庫を「逆輸入」開始 ハイアール
発信時間: 2008-03-24 | チャイナネット

ハイアール米国工場で生産された温度調節式両開き型冷蔵庫が近く青島港に到着、国内市場に投入され、海外工場で生産された中国自主ブランド製品の初めての「逆輸入」が実現する。今回輸入される冷蔵庫は米国市場向けに設計されたハイエンド製品であり、昨年年初に米国市場に投入され、現地消費者から高い評価を受けていた。

ハイアールの冷蔵庫担当責任者は、従来の中国生産・海外輸出から、グローバルブランドとして中国本土に「里帰り」を果たすことになる今回の逆輸入は、同社が大きな転換期にさしかかっていることを意味しており、改革開放以来30年、中国製品がグローバル製品へと転化し、中国ブランドがグローバルブランドへと大きな飛躍を遂げたひとつの縮図であると語る。「米国製」ハイアールが中国へ輸入されることは、ハイアールブランドが既にグローバルなパフォーマンスを有し、世界に名だたるブランドとして確立したことを意味するという。現在、ハイアールは全世界に7つの独立した営業エリアを有し、各エリアは同社の有するグローバル資源の整合、共有、再分配能力を有している。今回の米国製製品の逆輸入は、同社が中国地区・米州地区において相互に情報交換を果たした成果だとしている。

「人民網日本語版」2008年3月24日

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