PSA・プジョーシトロエングループはこのほど、東風シトロエンによる新シトロエンC5の国産化の実施を発表、国内の消費者や各界からきわめて大きな反響を呼んだ。2007年10月にヨーロッパでデビューした新シトロエンC5は広範な注目を集めた。同車は設計当初からシトロエンの最先端の技術を代表するハイエンドモデルとして位置づけられ、会社も世界高級車市場の開拓の目標を新シトロエンC5に賭ける意気込みを示していると新シトロエンC5担当者は指摘した。
シトロエンの関係担当者は、「第1位は中国、第2位はラテンアメリカ、第3位はヨーロッパと、新シトロエンC5にとっても最も重要な市場は中国だ」と語る。ヨーロッパでの新シトロエンC 5の発表と発売に伴い、同車の国産化業務もPSA・プジョーシトロエングループと神竜汽車有限公司(プジョーシトロエングループと中国東風汽車公司の合併会社)との協力のもとで、全面的にスタートした。さらに重要なポイントは、近く中国で発売される新シトロエンC5が、ヨーロッパ版より高レベルで豪華な、最先端技術を備えた設備を搭載していることだ。
シトロエン高層部は、今後の在中戦略計画について、PRと製品への投入度と資金供給をより強化する方針だと語った。関係者によると、東風シトロエンは今後3年で新車6モデルを発売予定という。これらの新車は、東風シトロエン製品ラインナップのバラエティとグレードをさらに高めると同時に、東風シトロエンのブランドランクとイメージも高めると予想される。
「人民網日本語版」2008年3月27日 |