澳門（マカオ）特別行政区政府の統計センサス局は先月31日、今年1～2月の澳門の貿易赤字は約38億5千万澳門ドル（約494億円）に達したと発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

統計によると、今年1～2月の輸出額は26億6千万澳門ドル（約341億円）で、前年同期比10％減少した。輸入額は同14.7％増加の65億1千万澳門ドル（約835億円）だった。

澳門貿易の主な輸出先は米国と欧州連合（EU）で、両地域合わせた輸出額は同期の輸出額全体の58.5％を占めた。前年同期との比較では対米輸出額は7.2％、対EU輸出額は26.8％それぞれ減少した。

輸入製品の主要原産国はアジア地域に集中しており、大陸部と香港を合わせた輸入額は同期の輸入額全体の50.2％を占めた。前年同期との比較では大陸部からの輸入額は8.5％、香港は12.5％それぞれ増加した。

「人民網日本語版」2008年4月1日