新華ネットがAP通信の4月10日の報道として伝えたところによると、中国の2007年のGDP(国内総生産)は3兆6100億ドルで、経済成長率は前回の速報値11.4%を上回る11.9%だった。中国がGDPでドイツを抜き、世界第3の経済体になるのも目前だ。
中国国家統計局は10日、2006年のGDP確報値と、2007年のGDP修正値を発表した。これによると2007年のGDP成長率は0.5ポイント上方修正され11.9%になった。
ドイツが先日、発表した2007年のGDPは3兆8000億ドル。中国がいつドイツを抜くかについて、中国の高官は一切コメントしておらず、1人当たりの水準で見ると中国はまだ貧しいと認めている。
またAFP通信の4月10日の報道では、中国の2007年のGDP修正値は3兆6100億ドルで、まだドイツを抜き世界第3の経済体にはなっていない。しかしシティバンクの上海駐在エコノミストは、人民元がユーロより安くなったことは1つの重要な要因であると指摘している。今年、人民元対ユーロレートが大幅に下落する可能性は少ない。したがって中国のGDPが2008年にドイツを上回ることは大した問題ではないという。
「チャイナネット」2008年4月14日 |