ホーム>>経済>>視点
中国のGDP、今年ドイツを抜き世界3位に
発信時間: 2008-04-14 | チャイナネット

新華ネットがAP通信の4月10日の報道として伝えたところによると、中国の2007年のGDP(国内総生産)は3兆6100億ドルで、経済成長率は前回の速報値11.4%を上回る11.9%だった。中国がGDPでドイツを抜き、世界第3の経済体になるのも目前だ。

中国国家統計局は10日、2006年のGDP確報値と、2007年のGDP修正値を発表した。これによると2007年のGDP成長率は0.5ポイント上方修正され11.9%になった。

ドイツが先日、発表した2007年のGDPは3兆8000億ドル。中国がいつドイツを抜くかについて、中国の高官は一切コメントしておらず、1人当たりの水準で見ると中国はまだ貧しいと認めている。

またAFP通信の4月10日の報道では、中国の2007年のGDP修正値は3兆6100億ドルで、まだドイツを抜き世界第3の経済体にはなっていない。しかしシティバンクの上海駐在エコノミストは、人民元がユーロより安くなったことは1つの重要な要因であると指摘している。今年、人民元対ユーロレートが大幅に下落する可能性は少ない。したがって中国のGDPが2008年にドイツを上回ることは大した問題ではないという。

「チャイナネット」2008年4月14日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 米、ボアオフォーラムでの「胡・蕭会談」を歓迎

· 台湾メディア、胡主席と蕭会長の会談に注目

· 各国の政界要人、ボアオフォーラムを評価

· 外国の政界要人、中国の科学的な発展理念を評価

· 中国のGDP、今年ドイツを抜き世界3位に