世界最大手携帯電話メーカーのひとつ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは23日今年第1四半期(1~3月)の業績報告を発表、ミドル・ハイエンド携帯電話の販売比率が減少した結果、同社の同期の携帯電話販売台数はやや増加したものの、売上高・利益共に大幅減となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
第1四半期、同社は携帯電話計2230万台を販売、昨年同期比50万台増となった。しかし、ミドル・ハイエンド携帯電話の販売比率が大幅に減少した結果、同期の携帯電話1台当たりの平均販売価格は、昨年同期の134ユーロから121ユーロに減少した。
同社の今年第1四半期の売上総額は27億2百万ユーロとなり、昨年同期比8%減少、税引き前利益は1億9300万ユーロ、同47%の大幅減となった。
また第1四半期、国際市場における同社の販売シェアは昨年第4四半期(10~12月)の9%から8%に減少した。
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは2001年、ソニーとスウェーデンのエリクソン社が共同設立した合弁企業。ロンドンに本部機能を置き、両社が各50%の株式を所有、代表者は両社が交替で派遣している。
「人民網日本語版」2008年4月24日 |