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北京、国際金融センター建設目標提起の背景と具体的内容
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット

北京市を国際的影響力をもった金融センターにするため、「首都金融業の発展促進に関する意見」は発展に向けた指導構想を初めて明確に打ち出した。

同意見は総合的コンセプト「一主、一副、三新、四後台」を進展させ、金融の発展環境を最適化し、金融市場建設を強化し、首都の金融の安定・安全を維持することが首都における金融業の今後の発展に向けた指導構想だとしている。

「一主」とは、金融街を金融の第一中心的エリアとすることを指す。国家級金融機関の本部をここに集め、金融街の集積度と影響力を高める。

「一副」とは、北京商務中心区(CBD)を金融の第二中心エリアとし、ここを国際金融機関の主な集積地とすることを指す。CBDのコアエリアの建設を加速し、国際金融機関の発展に対応したオフィス環境を提供し、国際金融リソースの集積度を高める。各国大使館や多国籍企業、インターナショナルスクールなどが集積する朝陽区の優位点を活かして、より多くの国際金融機関の法人機関や代表事務所、取引所の代表機関、仲介機関を呼び込み、国際金融機が集まる中心エリアを形成する。国際金融機関の従業員が多く集まるエリア特有の金融サービスを研究する。

「三新」とは、海淀中関村西区、東二環交通商務区、豊台麗沢商務区の3エリアを、新たに同市の新興科学技術金融機能区とすることを指す。こうした新興科学技術金融機能区の開発建設を通じて、首都の金融仲介サービス環境を整え、金融機能区の建設を加速し、多層的な資本市場システムの構築を推進する。

「四後台」とは、金融のバックグラウンドサービスの支援システム建設を加速し、金融バックグラウンドサービスパーク4カ所のインフラ計画制定作業を完了させることを指す。海淀稲香湖、朝陽金盞、通州新城のパークは用地獲得と土地開発を進め、西城徳勝のパークは関連施設の建設を進める。

金融の政策環境改善に向けて、同意見は首都金融発展顧問委員会および首都金融システム研究開発連席会議の設立が必要だとしている。

「人民網日本語版」2008年5月6日

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