中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の劉明康主席は22日、四川省の地震被災地域に訪れ、地元銀行業の地震災害対策救助活動を励ました。劉明康主席は、今回の地震で銀行機関は深刻な被害を受け、人命救助と住民の財産を保護することは当面の銀行の最大の任務であると強調した。営業再開の銀行機関が金融サービスを強化し、金融の安定に務めるよう求めると同時に、被災地住民の預金については、「一銭も少なくなることはない」と、劉明康主席は被災地住民の預金が全額保護されると表明した。
人民の生命を救うと同時に、人民の財産の安全を保護することは、銀行業の地震災害対策救助活動の重点になっている。
解放軍第2砲兵工程技術総隊は21日20時、倒壊した建物に埋もれた北川農村信用組合の628万元の現金を掘り出した。劉明康主席はすぐに第2砲兵地震災害対策救助指揮部に「錦旗」と見舞いの品を送り奨励し、「これらのお金はすべて農民たちの血と汗を流して稼いだお金だ。中国の金融史上に解放軍たちの功績は記されるだろう」と語った。
四川銀監局の王沢平副局長によると、地震発生後、被害が深刻で正常な営業ができない全ての銀行機関には警備員が配備されるなど、埋もれた現金や顧客の預金データ、各種の帳簿などの安全確保に対しては有効的な措置が取られている。
「チャイナネット」2008年5月23日 |