河南省銀行業監督管理局(銀監局)の認可を得て、河南省初の村鎮銀行・欒川民豊村鎮銀行がこのほど、欒川県城(県中心地)に開業した。 新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
河南省銀監局関係責任者によると、同行の登録資本金は2千万元という。同行は、洛陽市商業銀行が発起し、河南天一通訊技術有限公司、欒川県天方砿冶有限公司、洛陽欒川双豊砿業集団有限公司、洛陽漢都石化有限公司、洛陽銀城不動産開発有限公司の企業法人5社および22人の自然人(個人)の共同出資によって設立した。新型農村金融機関である同行は主に、欒川県農村地域の住民およびコミュニティの中小企業・個人経営者に金融サービスを提供する。
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は2006年12月20日、「社会主義新農村の建設支持に農村地区における銀行業金融機関の市場進出条件の緩和に関する若干の意見」を発表した。これにより、農村地区での銀行業金融機関の市場進出条件を適宜調整・緩和し、進出条件のハードルを下げ、社会主義新農村建設を支持する姿勢を打ち出した。2007年3月1日、国内初の村鎮銀行・四川儀隴恵民村鎮銀行が四川省儀隴県金城鎮で開業した。
「人民網日本語版」2008年6月19日 |