中国と台湾を結ぶ週末チャーター便がまもなく就航するに際し、中国大陸部最大の航空会社である中国南方航空公司と、台湾最大の航空会社である中華航空公司(チャイナエアライン)が23日広州で、戦略提携の覚書に調印した。この調印では、両者間のコードシェア、異常事態における欠航の際の乗客振り替え、他社間トランジット貨物引渡手配などにおける提携を実施する。また、ファーストクラスラウンジの共有化、コードシェア便の運賃割引などの提携業務を展開し、双方それぞれの市場において、旅行会社や顧客の販売ネットワークを広げ、中国・台湾の住民に、「空路で目的地へ・陸路・旅行手配・空路で帰路へ」といった一連の簡便なサービスを行っていく。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
南方航空はアジア最大の航空会社で、342機の大中型機を保有している。2007年、南方航空の運輸量は世界第4位となり、アジアではトップとなった。また、中国国内では連続29年間、航空会社のトップの座にいる。チャイナエアラインは、台湾地区において保有機数、就航便、年間乗客数ともに最多の航空会社で、68機を保有し、就航目的地は25カ国(地区)68都市に及んでいる。
「人民網日本語版」2008年6月24日 |