北京市は今後、紙たばこ製造業など水を大量に消費する3業界について、新規創業を認可しない。24日、北京市工業促進局、北京市発展改革委員会(発改委)などが2度目となる「北京工業エネルギー消費水消費指導指標」を発布、計65業界におけるエネルギー消費、水消費が指標を上回るならば、これらの企業は今後淘汰される。「新京報」が伝えた。
今回の2度目の指導指標によると、北京市は玩具製造、熱・エネルギー生産供給、家電設備、化粧品、食品生産など計65業界について、新規参入指標、生産運行企業消費低減指標、廃業指標を設けた。紙たばこ製造、煙炭・無煙炭採掘選炭、耐火陶器製品およびその他耐火材料製造の3業界については新規参入禁止を厳禁しており、左記業界の新規創業は今後不可能となる。
今回の措置により、北京市では既に計91業界がエネルギー消費、水消費が指標を上回っていると指定され、北京市全市の工業企業がほぼ網羅された。指定を受けた企業は「第11次5カ年計画(2006年~2010年)」期間中、「第10次5カ年計画(2000年~2005年)」期間と比較して、エネルギー消費の31.61%、水消費の31.87%削減が求められている。
「人民網日本語版」2008年6月25日 |