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上海不動産市場、外国人の購入増
発信時間: 2008-06-26 | チャイナネット

中国の不動産市場は依然として様子見のムードが濃いものの、上海の一部の不動産市場では外国人による購入の動きが強まっている。業界関係者によると、人民元が値上がり傾向にある中、保持している米ドルの活路を見出すために中国で不動産を購入することはリスク回避方法の1つとなっている。「上海証券報」が伝えた。

上海美聯不動産・市場研究部のデータによると、高級住宅が集まる上海の一部の市場では、外国人客の購入の動きが徐々に強まっている。同時に不動産所有者による不動産の市場供給も増加しており、中級・高級住宅の売り出し戸数は5月から20%近く増えた。

美聯不動産虹梅支店の王漢・高級営業経理によると、不動産購入の問い合わせや申し込みのため同支店を訪れる欧米の顧客は5月から月5~6人に増えた。問い合わせの対象となったのは主に、200万~400万元の中級・高級マンションだ。浦東世紀公園地区の不動産市場でも物件の見学数が5月より大きく増え、外国人による見学も20~30%増えている。

「人民網日本語版」2008年6月26日

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