新聞出版総署音像電子・ネットワーク出版管理司の寇暁偉副司長はこのほど開催されたデジタル出版産業展望フォーラムの席上、現在急速な発展を続けるデジタル出版ビジネスモデルは、「取材が命」という従来の出版業界の常識を覆す可能性があると指摘した。「京華時報」が伝えた。
中国全土のデジタル出版ビジネスは急速に発展している。デジタル出版ビジネスには電子出版、ネットワーク出版の2大市場があり、その内訳として、携帯メールマガジン、ネットゲーム・アニメ、芸術作品集、デジタル雑誌、デジタル音楽、電子図書、デジタル画像、デジタル会議などが含まれる。「第10次5カ年計画(2000~2005年)」期間中、電子出版物の数は2254種から6152種に増加した。また、全国にはすでに携帯メールマガジンは300誌以上、インターネットニュースサイト1千以上、インターネットマガジンは2万誌以上が存在、インターネットデータベース経営企業は10社近くに達している。「第11次5カ年計画(2006~2010年)」期間中、新聞出版業界の付加価値増加率は年平均7%と見込まれており、2011年までに、ネットゲーム市場規模は323億3100万元に達すると予測されている。
「人民網日本語版」2008年7月9日 |