中央企業(国有資産監督管理委員会直属の国有企業)11社と上海万博の組織団体は24日、2010年上海万博の展示参加契約にサインした。
上海万博組織委員会の万季飛・副主任委員(中国国際貿易促進委員会会長を兼任)によると、万博の展示参加主体となるのは世界各国と国際組織だが、大型企業の展示にも注目が寄せられ、企業館はしばしば万博の見どころとなる。万副主任委員は、「中央企業が、万博テーマの解釈と企業との有機的な結合を表現し、見学者の参加度や娯楽性の向上とテーマの展開とを結び付け、中央企業の展示館を万博のハイライトにすることを希望する」と述べた。
万博参加を正式に表明している中央企業は11社あり、万博企業館5館の建設と展示を受け持つ。中央企業と担当企業館はそれぞれ、▽中国航天科技集団公司・中国航天科工集団公司・中国電子科技集団公司が共同で建設する「宇宙の家館」▽中国航空工業集団公司・中国東方航空集団公司が共同で建設する「中国航空館」▽中国石油天然気(ペトロチャイナ)集団・中国石油化工(シノペック)集団・中国海洋石油(CNOOC)集団の共同企業館▽国家電網公司の企業館▽中国移動通信(チャイナモバイル)集団公司・中国電信(チャイナテレコム)集団公司が共同で建設する「情報通信館」――となっている。
「人民網日本語版」2008年7月25日 |