北京知的財産権取引所が6日明らかにしたところによると、五輪関連物品の第一回オークションが5日、同取引所で終了した。事前の評価額が3900元で、多数の入札の結果、最終的に2万3千元で落札された物品もあった。「国際金融報」が伝えた。
今回出品されたのは、家具、家電製品、技術設備、スポーツ器材など33項目の、1万を超える規格・品目の五輪関連物品約2千万点で、北京五輪組織委員会が市場開発や現金での調達、競技場所有者との合弁協力などを通じて入手したものだ。
同取引所の熊焔総裁によると、同取引所と北京五輪組織委が五輪関連物品の処分をめぐり提携したことは、五輪の物品処分の歴史における初の試みだ。今回のオークションは組織委と同取引所が試験的に行ったもので、今後の大規模処分に向けた技術的準備の一環だ。
熊総裁によると、同取引所で処分する五輪資産は、同取引所のサイトや関連のメディアを通じて情報を公開し、投資家の十分な活用を土台とした上で、入札メカニズムを導入し、換金率を高める。また五輪関連物品の処分に対する人々の知る権利、監督する権利、参加する権利を保証し、処分の透明性と規範化を確保する。
「人民網日本語版」2008年8月7日 |