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上海・深セン市場、上場「新ルール」発表
発信時間: 2008-09-05 | チャイナネット
 上海・深セン両証券取引所は5日、株式上場の新ルール「株式上場ルール(2008年改定稿)」をそれぞれ発表した。10月1日から発効する。新ルールは2006年以降の上場企業の情報公開ルールの執行状況や監督管理の経験を踏まえ、特に株価の変動を監督管理の重点に据えて、情報公開と監督管理が連動し、迅速な対応が可能なメカニズムの構築を進めるものとなる。

 旧ルールに比べて、新ルールには主に次のような特徴がある。

 (1)適用範囲と適用対象が調整された。中国証券市場の国際化進展に応じるため、新ルールでは海外企業の中国証券取引所への上場が適用範囲に組み込まれた。また上場企業に証券関連サービスを提供する仲介機関が監督管理の適用対象とされ、ルールに違反した仲介機関とその関係者に対しては、その提出した文書を一時的に受理しないなどの懲戒措置を取ることが新たに規定された。

 (2)情報公開の基本理念が明確になり、公平な情報公開が強化された。

 (3)大口株主の取引行為の規範化および監督管理の信頼性が強化された。

 (4)理事、幹事、管理層の取引行為への監督管理が強化された。

 (5)新規株式公開(IPO)における株式保有者の株式流通に関する制限が改定され
た。

 (6)理事・事務局の業務が整備され、情報公開がより重視されるようになった。

 (7)定期報告について法定の公開義務が強化され、各方面の職責が明確にされた。

 (8)営業プレートの停止制度が改良され、市場効率が向上した。

 (9)株式の配分問題と破産した企業の市場撤退状況が明確にされた。

 (10)処理プロセス、ルールに反した占用状態の抑制、担保行為がより柔軟になった。

 「人民網日本語版」2008年9月5日
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