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預金準備率引き 市場の資金は2000億元増加
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット
預金準備率引き下げ本日実施 2000億元が市場に
 預金準備率が15日から引き下げられる。中国人民銀行(中央銀行)は今月8日、預金業務を扱う各種金融機関の人民元建て預金の準備率を0.5ポイント引き下げると発表しており、今回はこれを受けた措置だ。引き下げによって銀行の貸出可能な資金は2千億元以上増加し、引き続き資金面での緩和策を取ることが可能になる。「中国証券報」が伝えた。

 中央銀行は9月15日、中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国交通銀行と郵政貯蓄銀行を除いた各種銀行の預金準備率を1ポイント引き下げると発表。二度の引き下げにより、銀行には運用可能な資金3千億元以上が生まれた。また政府は公開の市場操作として3週間連続で資金投入を行い、累計投入額は1080億元に達した。

 こうした動きに対応するように、上海銀行間出し手金利(SHIBOR)は9月末以降2週間連続で低下し、銀行間の現金担保付き貸借取引の加重平均金利は9月22日から徐々に低下している。ここから銀行間取引の資金不足が解消に向かう様子がうかがえる。
 「人民網日本語版」2008年10月15日
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