中国で、初のグローバル企業ランキングが発表
国内初の「中国グローバル企業ランキング」が22日に発表され、中信集団など上位18社企業が合計で少なくとも790億ドルの海外資産を持ち、海外で12万人の従業員を雇用していることが明らかになった。専門家によると、中国のグローバル企業は安定的に成長し、国際的活動にますます活発に参加するようになっている。
海外資産ランキングによると、これら中国のグローバル企業18社は次のとおり。中信集団、中遠集団、中国建築工程総公司、中国石油天然ガス集団、中国中化集団、中国保利集団、中国海洋石油公司、首鋼集団、中国海運集団総公司、TCL公司、聯想(レノボ)集団、中国五鉱集団、中国交通建設株式有限公司、深業(集団)有限公司、宝鋼集団、上海汽車工業公司、中国冶金科工集団公司、海爾(ハイアール)集団。
調査を担当した復旦大学管理学院副院長、国際企業管理研究センター主任の薛求知教授によると、この18企業は急速に拡大し、2004年から2006年の間に海外資産が38%、海外での売上高が65%増加している。
しかし中国のグローバル企業は依然として国外の同業者に大きな後れを取っており、依然として初歩的段階にある。上述18企業のうち、100億ドル以上の海外資産を持つのはわずか2社、1万人以上の海外従業員を持つのはわずか3社にすぎない。
「人民網日本語版」 2008年10月24日
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