中国は中長期的な食糧安全保障を適切に確保するため、中国共産党第17回全国代表大会の精神と「国民経済と社会の発展の第11次五カ年計画綱要」に基づき、特に本綱要を制定する。綱要は過去10年間の中国の食糧安全保障の主な成果の総括と、今後一定期間に直面する試練への分析を踏まえ、2008年から2020年までの中国の食糧安全保障の指導思想、目標、主要任務、及び相応の政策措置を提示しており、今後一定期間の中国の食糧マクロ調整業務における重要な根拠となる。本綱要にいう食糧とは、主に穀類（小麦、米、トウモロコシなどを含む）、豆類、芋類を指す。食物とは、食糧、食用植物油、肉、鳥、卵、乳製品、水産物を指す。計画期間は2008年から2020年まで。

　「人民網日本語版」2008年11月14日