2008年、中国石油天然気集団公司(中石油)は数々のマイナス要因に直面しながらも、国のエネルギーの安全保障と市場供給の保証を同公司の任務と位置づけ、生産量と埋蔵量の増加に努めた。国内における原油や天然ガスの生産量は増加を続け、確認された石油埋蔵量は5年連続で5億トン、天然ガス埋蔵量は4年連続で3千億立方メートルを超えた。同公司が明らかにした。
世界金融危機の影響を受けて、同公司は積極的な対策を打ち出し、旧来の油田の再開発や精密な探査を行い、新たな油田を効率よく開発した。昨年の国内での原油生産量は1億800万トンに上り、前年比53万トン増加した。天然ガス生産量は617億立方メートルで同13.7%増加し、6年連続で2けた成長を維持した。タリム油田の天然ガス生産量は174億立方メートルに達し、引き続き全国トップとなった。
埋蔵量の増加は石油・天然ガス生産が発展を維持する上での土台だ。昨年、同公司は埋蔵量増加のピーク期に対応した工事をスタートさせ、重点対象の盆地やプロジェクトに特に力を入れるとともに、旧来の油田地区での精密探査を急ピッチで進め、予備探査やリスク探査を推進し、一連の重要な成果を上げた。
「人民網日本語版」2009年1月19日 |