中国の民間経済の税収は昨年、比較的速い成長を維持した。全国政治協商会議(政協)副主席、中華全国工商業聯合会(工商聯)主席の黄孟復氏が19日、2008年度中国民営経済発展形勢分析会および新春招待会で紹介した。
民間経済の効益と貢献状況について、黄氏は「民間工業企業の利益は相対的に高めの増加を見せた」と指摘。08年11月までの全国規模以上の私営工業企業の利益総額は前年同期比36.6%増の5495億元で、全国を31.71ポイント上回った。同時に民間経済の税収も比較的速い成長を続けている。また、全私営企業からの税収総額は前年同期比25%増の5454億6100万元で、全国を5.7ポイント上回った。
国内については、08年の経済情勢の持続性およびすでに打ち出された一連の政策の効果が徐々に出てくるのを考えると、今年の第1、第2四半期に中国経済は最も困難な時期を迎え、下半期になるとそれも落ち着き、比較的速い成長を維持すると思われる。黄氏は「チャレンジとチャンスが並存する時期に民間企業は労資関係の処理に努め、企業の生産経営を確保するためにも極力人員削減を控えてほしい」と述べた。
「人民網日本語版」2009年1月20日 |