中国移動通信（チャイナモバイル）グループの李躍・副総裁はこのほど、チャイナモバイルが先週末に開催した「TD-SCDMA産業発展交流会」に出席し、同グループが10月末から中国238都市で「TD-SCDMA」サービスを打ち出し、3年以内に世界最大の3Gネットワークを構築する計画であることを明らかにした。「新京報」が伝えた。

李副総裁によると、今年6月の完成予定だったTD二期ネットワークは前倒しで完成する見通しだ。3月末には28都市で新旧融合ネットワークの構築が完了する。TD三期プロジェクトもまもなく設備調達を開始し、3月から5月までに調達を完了する予定。三期プロジェクトの半分以上は8月までに完了し、10月末には238都市のカバーを実現し、3Gサービスの提供を開始する計画だ。チャイナモバイルの発表によると、同社は今年、3Gに588億元を投資することになっている。3Gサービスは2011年までに全国の全都市をカバーすることになる。チャイナモバイルはこれまでに、400カ所近くのベースステーションをすでに建設している。

「人民網日本語版」2009年1月20日